弊社は建築基準法で定められた数値は最低限のものと考えています。実際に地震に見舞われたときに備えて、独自の基準でより頑丈な住宅を建てます。
独自基準への具体的な対策としまして、耐震金物を建築基準法の基準で用いる数の2倍以上設置し、接合金物の強度も2倍以上を確保して地震の揺れに対して備えます。
内胴縁は最近ではほとんど使われていないようですが、クロスの亀裂を防ぐと同時に、壁内部に空気の流れを通す隙間を作る大切な補助構造材です。壁内に湿気を留めないことで壁内側のカビなどを防ぎます。
ねきちは多様な仕上げ材を用います。無垢の木材、珪藻土や漆喰などの伝統的な塗り壁、桐を使った押入れ(桐たんす同様の機能)など、質感や見た目だけでなく実際に調湿効果のある仕上げ材で住環境を向上させます。
家族が増えたり成長したりすると、どうしても家の中の物が増えてしまうもの。そんなときに大事だと実感するのが収納です。階段下や床下、壁一面などに収納部を盛り込むことで、物の増加に対応します。押し入れそのものにも独自の工夫をして利便性を向上します。
設計時にまず考えることは、家事をする方のストレスをなくす間取りを作るということ。1日何度も家の中を行ったり来たりしなければいけない悪夢のような家事動線から解放して、家事のストレスを軽減します。